邦画は比較的早く地上波などで放送されることが多いので、余程のことがない限り劇場で鑑賞する事は少ないのですが、Winny には大変お世話になった世代なので当時を思い出しながら鑑賞してきました。
白状いたしますと、当時は友達同士で週刊少年ジャンプを回し読みするのと同じ感覚で、著作権が絡むファイルをアップロードするのはダメだけど、個人利用であればダウンロードする事自体は問題ない(罰則なしのグレーゾーン)と言う認識 (*1) でした。
また、ADSLの普及により自宅でもインターネットへの常時接続が可能になったこともあり、夜な夜な気になるワードで検索しては *.jpg / *.mp3 / *.iso などなどをダウンロードして楽しんでました。
その後、会社などからの利用禁止命令や、実際に逮捕者が出始めた辺りで足が遠のいてしまいましたが、47氏の逆転無罪判決や逝去のニュースなどは関心を持って見ていました。
本作は、まさにその時代を描いた内容で、端折られた箇所は多々あるものの懐かしさいっぱいであっと言う間の127分でした。
映画解説サイトではないので内容や感想については割愛しますが、Winny にお世話になった世代だけでなく、老若男女問わず技術者全般の方々に観て欲しいと感じた良い映画なので、お勧めさせていただきます!!
※あくまでも個人の感想であり、当方は本映画に一切関与しておりません。
(*1) ご存じの通り、現在では著作権法が改正されており、違法と知りつつダウンロードした場合も罪になります。